北川恵海作「ちょっと今から仕事やめてくる」を読んだ感想

映像化もされている「ちょっと今から仕事やめてくる」を読んだ感想を紹介します。

この作品を読もうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

あらすじ

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。

引用：Amazon「ちょっと今から仕事やめてくる」

この本を手にとったきっかけ

メルカリで文庫本を購入した際に、目当ての本と一緒に出品されていたため。

読んでみた感想

仕事は大切だが、それがすべてではないことを伝えてくれる作品。

生きていく中で仕事をしなければならない。その中で嫌なことは非常に多い。

この作品では、主人公が自分には能力がないなどというパワハラを受けて、うつ病に近しい状態になってしまう。

それを”同級生”が救い出してくれるという内容。

前向きで会社を辞められなくても、たとえ逃げたとしても自分自身が壊れてしまっては元も子もない。

我慢しなくていい、すでに頑張っているあなたに少しの勇気をくれる一冊です。

続編が出ているようなので、そっちも読んでみたいと思います。

まとめ

仕事で悩んでいる。辞めたいけど、逃げるように退職はしたくない。毎日が辛い。

このように悩んでいる方はぜひ読んでもらいたい作品です。

本当につらい時期に本を読むのも難しいだろうが、映像化もしているため、一度は見てほしい。

もしくは、これから社会人になる人はこの作品を読んで、見るのもおすすめです。

実際に主人公のような立場になった時を想像しておくのがいいかもしれない。

決して、自分自身を壊さないように。

書籍の情報

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