森絵都さんの不朽の名作である「カラフル」は、読んだことや見たことがある人も多いのではないでしょうか。
私は何も知りませんでした笑
高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1に輝いたり、Aamzonプライムビデオで配信されていたりなど、今も多くの人に影響を与えている作品です。
この記事では、森絵都作の「カラフル」を読んだ感想を紹介します。
もし、読むのを悩んでいる方がいれば、参考になれば嬉しいです。
あらすじ
「おめでとうございます! 抽選にあたりました! 」 生前の罪により輪廻のサイクルからはずされたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、 再挑戦のチャンスを得た。 自殺を図った中学三年生の少年、小林真の体にホームステイし、 自分の罪を思い出さなければならないのだ。 ガイド役の天使のプラプラによると、父親は利己的で母親は不倫しており、兄の満は無神経な意地悪男らしい。 学校に行ってみると友達がいなかったらしい真に話しかけてくるのは変なチビ女だけ。 絵を描くのが好きだった真は美術室に通いつめていた。 ぼくが真として過ごすうちに、しだいに家族やクラスメイトとの距離が変っていく。 モノクロームだった周囲のイメージが、様々な色で満ちてくるーー。 高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1。累計100万部突破の大人も泣ける不朽の名作青春小説。
引用:Amazon「カラフル」
この本を手にとったきっかけ
Amazonプライムビデオでカラフルをモチーフにした「ホームステイ」という作品を観て、原作が気になったので購入しました。
読んでみた感想
あらすじにある”高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー1”というのは、その通りだと思った。
読みやすいのはその通りで、一度ページをめくれば、次々に進んでいき、いつの間にか読破しているみたいなほど、進みが早くなる作品でした。
人生が辛く、悩んでいる人も「人生は誰かのホームステイ」というフレーズで、救われた人もいるのではないでしょうか。
私がこの作品を読んだのは30歳前後だったので、高校生が読むとどんな感想を抱くのか気になります。
まとめ
「カラフル 読書感想文」での検索数も多くなっているようなので、何を書けばいいか悩んでいる人はこの作品がおすすめです。
読みやすいし、読み終えた後のすっきり感は非常にあるので、読んでみてください。
一方で主人公自身もそうだが、周囲の人の関係が複雑なので、人によっては読みにくいと思う人もいるかもしれません。
そこも含めて「カラフル」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
書籍の情報
作者 | 森絵都 |
代表作 | 「風に舞いあがるビニールシート」や「クラスメイツ」など |
出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年9月10日 |
ページ数 | 259ページ |
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