仮想通貨という言葉が非常に話題になっているかと思います。
仮想通貨によって億り人になったという声もしばしば耳にしますので、自分も億り人になるぞ!!と意気込んで仮想通貨を購入して、値動きに一喜一憂している方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。
ここでは、
- なぜ仮想通貨が値動きするのか
- なぜ仮想通貨が将来に値が上がると言われているのか
- 仮想通貨を利用する際の注意点
について解説していきます。
仮想通貨とは?
そもそも仮想通貨とはどんなものでしょうか。
改めてこの章で確認していきましょう。
仮想通貨の定義
日本銀行のホームページでは、仮想通貨(暗号資産)を以下の通り定義しています。
仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決算に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
- 不特定のものに対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
- 電子的に記録され、移転できる
- 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
出典:日本銀行について「暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?」
仮想通貨の特徴
ここでは、仮想通貨の特徴を解説していきます。
- 分散型管理システム
- 発行数に上限がある
- 実態を持たない
分散型管理システム
管理者を持たず、分散してデータを保有する仕組みを使っているのが特徴です。この仕組みを実行可能にしているのが、「ブロックチェーン」と「マイニング」という技術です。
この結果、取引情報は誰でも閲覧が可能となっていることで、透明性も確保している特徴もあります。
発行枚数に上限がある
仮想通貨には発行枚数に上限を設けることで希少性を高めている特徴があります。この特徴により、仮想通貨の価値を下げない効果があります。
ただ、半減期と呼ばれる期間が4年に一度あり、この期間中では価値が大きく変動することがあります。
実態を持たない
仮想通貨は、通常の紙幣とは異なり電子データのため、実態を持たないという特徴があります。これは「ブロックチェーン」という技術によってブロックチェーン上に取引を記録することで、実態を持たずに仮想通貨を持つことができます。
仮想通貨の種類
仮想通貨は大きく2種類に分かれます。ここでは、それぞれについて解説していきます。
- ビットコイン
- アルトコイン
ビットコイン
耳にしたことが多いのがこのビットコインではないでしょうか。2009年に運用が開始された通貨をビットコインといいます。これは、サトシ・ナカモトによって提唱された、世界初の仮想通貨です。
アルトコイン
ビットコイン以外の仮想通貨をアルトコインといいます。
以下に有名なアルトコインを紹介します。
それぞれにビットコインとは異なる特徴がありますが、非常に長くなってしまいますので後日紹介させていただきます。
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ボルカドット(DOT)など
なぜ値動きするのか
仮想通貨がなぜ値動きするのかについて解説していきます。
- 取引量が少ない
- 値動き幅の制限がない
取引量が少ない
仮想通貨は、株やFXと比較すると取引量が少ないです。そのため、一部の方が大量に購入したり、売却することで市場に影響を及ぼす可能性が高いです。
値動き幅の制限がない
仮想通貨は、1日の値動きに制限がありません。株式の場合は、不測の事態を起こす可能性が高いので、ストップ高・ストップ安という制限を行っております。
そのため、値動きが大きくなることがあります。
なぜ将来に値が上がると言われているのか
仮想通貨は「将来に値が上がると言われているのか」を解説していきます。
- 将来性があると見込まれている
- 知名度が上がっている
- 取引場所が増えている
将来性があると見込まれている
仮想通貨の特徴である「分散型管理システム」を利用する場面が増えているため、将来性があると考えている方も多いようです。
特に、仮想空間上での取引に使われたり、スマートコントラクトとして実装することで、作業の効率化を行えるため、仮想通貨を使うメリットは多いと考えています。
知名度が上がっている
仮想通貨という言葉を耳にする機会が増えているため、知名度が上がっています。これにより、取引する人が増えたり、仮想通貨をうまく活用する仕組みなどが生まれています。
今後も仮想通貨を活用する流れは変わらないと思いますので、将来性があると言えるのではないでしょうか。
取り扱う場所が増えている
知名度が上がったことで、取引可能な取引所が増えています。これにより、取引数が増えることで値が大きく動く可能性が高くなります。
今後も、取引所が増えていくと予想されるため、将来性はあると言えるのではないでしょうか。
値上がりが期待できる銘柄はどれか
いろいろな方が予想していますが、私は専門家ではないため正直なところ、値上がりが期待できる銘柄がどれかをご紹介することはできません。
ただ、安定して増えると考えているのは「ビットコイン」「イーサリアム」の2種類と考えております。
どちらも仮想通貨の中では王道と呼べるものなので、購入して損はないかと考えておりますが、自己責任でお願いします。
仮想通貨を取引する場合の注意点
ここまで仮想通貨の特徴や将来性について説明してきましたが、注意点があります。注意点をおろそかにすると損をしてしまう可能性が高いので、ぜひともご覧ください。
暴落する可能性がある
仮想通貨は、値が上がる可能性が高いと解説していきましたが、暴落する可能性も非常に高いです。値動きの制限がないことから、場合によっては大暴落する可能性もあるので、注意しながら利用してください。
確定申告が必要になる場合がある
仮想通貨で得た利益によっては、確定申告が必要になる場合があります。仮想通貨の場合、所得が20万円を超えたら確定申告が必要になります。ここでいう所得とは、仮想通貨を売却したときに得る利益のことなので、売却しなければ問題はありません。
所得 = (仮想通貨の売却価格 – 仮想通貨の取得価格) × 数量
ただ、売却しなくても、仮想通貨で決済したときやマイニング報酬などで確定申告が必要な場合がありますので注意が必要です。
まとめ
仮想通貨は、非常に夢がある投資だと思います。ただ、メリットだけではないため注意しながら利用することが大切です。
この記事に書いた内容は、仮想通貨の一部でしかないため、本格的に仮想通貨に取り組みたいという方は、恐れ入りますが、自己責任でお願いします。
私も引き続き、仮想通貨について執筆していきたいと考えておりますので、またご覧いただけることを楽しみにしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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